製造プラントの構築は、ハードウエアの設計だけでは要求を満たすことができません。
当社の技術者がどのような流れで製造プラントを設計しているのか、その一例を紹介します。

  1. 1 プラント計画の相談

    ユーザーが求める「製造プラント計画」を、技術面だけではなく、経済性、安全性、法規法令、等を 踏まえて、総合的にコンサルティングすることからはじまります。

  2. 1 調査・テスト

    新製品・新製造技術を取り扱う場合は、中規模製造実験や、シュミレーションなどを行い、 プラント設計に必要な、物性値や、設計数値などの「設計データ」を取得します。 当社の技術開発研究所では、各種製造実験・シュミレーションを実施することができます。

  3. 1 基本設計・見積り

    調査・テストで得られた「設計データ」をもとに、フローシート、各種データサマリ、配置計画等の 「基本設計」を行います。「基本設計」が確定した段階で「予算」(見積り)をまとめます。

  4. 1 詳細設計

    当社の提案した「基本計画」「予算」を、お客様が了承して頂くと「詳細設計」が始まります。 製作・施工レベルの「機器」「制御系」「建物」「配管計画」 等の図面・仕様書を、各専門部署が 設計します。

  5. 1 施工

    「基本設計」「詳細設計」を元に、関係官庁に申請書を提出し認可が下りると、 製造設備の施工に移行します。 安全衛生と施工管理を担う施工管理部門と、基本設計・詳細設計を行った技術者が一体となり 製造プラントを建設します。

  6. 1 試運転・能力確認

    建設した製造プラントが設計通りの能力を発揮することを確認する為、試運転を行います。 いながらソフトウエア等の微調整を行い、生産運転が可能な状態へと仕上げます。 製品の生産が始まった後も「メンテナンス」や「増産相談」などの新しい課題が待っています。