日曹エンジニアリング株式会社
技術紹介

無発泡蒸発装置
NSEバブレス

発泡問題のソリューションはバブレスで

バブレスは、消泡剤を使用せずに以下のような発泡しやすい
液体の濃縮、溶剤回収、溶媒置換などを可能にします。
  • 生薬抽出液
  • 化粧品用保湿剤
  • 洗剤等の界面活性剤
  • 乳化重合液
  • 界面活性剤含有液
  • その他の発泡性溶液
NSEバブレス 写真

バブレス標準フロー(バッチ処理方式の場合)

バブレス標準フロー(バッチ処理方式の場合) イラスト

バブレスの基本原理

  • 蒸発缶液面での沸騰を避ける。
  • 蒸発缶液面に衝撃を与えない。
  • 蒸発は強力な剪断応力下で行う。
  • 自己消泡能力を付与する。
バブレスの基本原理 イラスト バブレスの基本原理 イラスト
ノズル内流動形態分布の例

過熱温度と循環液量を調節して、噴射ノズル内の流動状態を環状流にします。
ノズル内の発生蒸気と循環液間に強力な剪断力が作用し発泡せずに過熱量分の蒸発が完了します。
さらに、循環液はノズル出口で液滴噴射され、液面に衝撃を与えない事に加えて、自己消泡能力を付与します。

バブレスの適用範囲

  • 蒸発能力:数kg 〜 数ton/h
  • 操作圧力:数百Pa 〜 約40kPa (数 Torr 〜 約 300 Torr)
  • 運転粘度:低粘度〜数Pa・s (低粘度〜数千cp)
  • 加熱熱源:スチーム(加圧/減圧)、電熱、温水など
  • 運転方式:連続式、回分式、全自動〜半自動
  • 蒸発目的:溶質濃縮、溶媒回収、溶媒置換、微量成分脱揮、蒸留缶リボイラ、その他

バブレスの応用例

バブレス+バッチ蒸留

「発泡性溶液は蒸留できない」と諦めていた人へのソリューションは、NSE−バブレス。
好評いただいているNSEの真空蒸留技術とのリンクで工程の簡略化が計れます。
バッチ蒸留の蒸留缶としてバブレスを使用することで、通常のバッチ減圧蒸留と何ら変わることなく、発泡性原料の蒸留が可能です。

バブレス+バッチ蒸留 イラスト

バブレス+連続蒸留

バッチ蒸留だけでなく、連続真空蒸留でもNSE−バブレスが効果を発揮します。
原液中の発泡性成分をバブレスの釜残液として取出し、揮発成分は全量蒸発し、蒸留塔に発泡性成分が混入しないように飛沫分離した後、蒸留塔フィード段にベーパーフィードします。蒸留塔は通常の真空蒸留と同等に操作できます。

バブレス+連続蒸留 イラスト

バブレスによるストリッピング

原液中の微量溶剤、臭気成分などを脱揮する方法として、通常のバブレスが使用されますが、蒸発成分が少なくなると運転できなくなる場合があります。このような場合には、循環液に直接、過熱蒸気や加熱ガスをエゼクタなどで吸引混入させることでストリッピングができます。

バブレスによるストリッピング イラスト

ガス発生反応、副生物を蒸発除去しながらの反応、原料ガス循環反応など、無発泡反応器としての利用も可能です。

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