超低温反応設備

医薬中間体や原薬の製造において、従来は−20〜−30℃程度の低温で反応が行われていたのに対し、 近年は超低温条件下での反応が増えています。

超低温反応の利点は、
・副反応が抑えられ、反応の選択性が向上する
・不安定な化学種の分解が抑えられ、反応収率が向上する
などが挙げられます。
一般に、有機リチウム化合物の反応温度は−70℃以下が適していると言われています。
当社は、お客様のご要望に合った超低温反応設備を提供しており、多数の納入実績があります。

超低温反応設備

冷却方式の比較

冷却方式の比較

※設備導入費: 4>5>3≧2>1
※ランニングコスト: 5>4>3≒2≒1
安全性と操作性の点から超低温反応設備は2次冷媒冷却方式を推奨します。

2次冷媒による冷却方式(液体窒素間接冷却)

2次冷媒による冷却方式(液体窒素間接冷却)

2014年 最新方式

2014年 最新方式

超低温冷却実験装置

当社技術開発研究所では、冷媒の選定や、冷却能力の確認を行うための実験装置をご用意しています。

冷媒能力の確認装置

冷媒能力の確認装置

実験装置2

技術開発研究所

技術開発研究所

液体窒素直接吹込テスト

液体窒素直接吹込テスト